基本例文159個を覚えただけで大学入試にも対応できる

さて、H先生のノートにかかれていた159の例文だけでどこまで通用するのか。
基本例文159 日本語 基本例文159 英語
 

私の調べたところによると、高校生用の参考書では500から1000、大学入試用の参考書では1000から2000くらいの文章を必要な例文数としてあげているようです。

私自身の経験によれば、特別変わったイディオムなどを除き、この159の例文だけで大学入試
も対応できました。
この例文を学習中に模試の偏差値が30から60にまでアップしました。単語を増やしたり長文
読解をやったりして、最終的には70を超えるのが普通になりました。英語だけ東大の過去問もやってみましたが、できるようになりました。

その後の英語教師としての指導でも、特別困ったことはありません。知らないイディオムや慣用
表現、単語などには突き当たりますけど。
生徒たちを見ていると、単語やイディオムなど暗記が得意な子は偏差値50~60くらいまでは
成績を上げるようです。しかし、ちょっとした応用問題ができないのでそれ以上伸びないようです。

日常生活でもそんなに困りません。私の場合、英文でニュースやパソコンソフトのマニュアルを読む機会が多いのですが、日本語で何と言うかわからない英語のまま覚えた単語も多くなりまし
た。
また、最近ではいろんなコミュニティで中国人やインド人の書いた英語もよく読みます。よく間違った使い方もしてありますが、自分と同じくネイティブじゃないんだと思っているので全然気になりません。みんなで間違えばそれが正しい表現になっていく。言語はこうやって変化していくんだなと実感できます。

海外旅行ではどうかというと、挨拶表現や口語表現以外は特に問題ありません。さすがに慣用
表現は丸覚えした方が早いので、逐次覚えるようにしています。
私が実感するのは、交渉ごとや込み入った話の時に、相手の反応を見ながら話せることのよさです。友人が隣りで、一生懸命思い出したイディオムをくっつけてしゃべっているのに比べ、格段
によい取引、よい会話ができますから。

もちろん、159の例文だけで英語が完璧なわけがありません。単語は最低1000くらい、できれば2000くらいは覚えていた方がいいです(ちなみに、ほぼカバーするなら最低10000くらいは必要ですが、そんな数は日本語でも自信ありませんね)。
しかし、英語の使い手としては、受験にしろ日常生活にしろこの159の例文だけ、しかもその一部だけを使ってほとんど用が足りるのです。159では少ないのではなくて、用心のために159に増やしてあると言えるのです。

ではなぜ、多くの参考書ではもっと多くの例文を取り上げているのかというと、きっと書いている人たちは英語の勉強が大好きだから、例文数が多いと逆に嬉しくなるのでしょう。


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